グロス契約(グロス面積) (賃貸借契約に関する用語)
グロス契約とは、賃貸借契約における契約面積(賃貸借面積)が、オフィススペースとして使用出来ないトイレや給湯室、廊下、エレベータホールなどの面積を加えて算出されている契約のことを指します。
ネット面積にトイレや給湯室、廊下、エレベータホールなどオフィスとして使用出来ない部分を付加した面積をグロス面積と呼びます。
トイレや給湯室、廊下、エレベータホールなどオフィスとして使用出来ない部分は共用部(共用部分)と総称されます。
インターネットやチラシなどの物件情報は、ネット面積かグロス面積かどうか記載されていることが意外と少ないので、賃貸借契約を締結する際は、『ネット契約』か『グロス契約』かをしっかりと確認しましょう。
物件の選定における賃料単価による他ビルとの比較をする際にはネット面積ベースで行うことをおすすめします。
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