5.各種入居工事・作業業者の選定・発注
オフィスプランニングに基づき、必要な工事作業を洗い出し、工事作業を任せる業者の選定と発注作業を行います。
工事作業の金額はもちろん、内容や掛かる労力・時間などをみて総合的に自社にあった業者を選定し、発注することが必要です。
1.コスト・労力・時間のどこに力点を置くかで業者を選定する!
オフィス移転に関わる各種入居工事作業には、さまざまな工事作業が発生します。
その工事作業の業者にもさまざまな形態があります。それぞれに、メリット・デメリットがあります。
- 各種工事作業を個別に専門業者に任せる(分離発注方式)
- コストは安い。
- 労力と時間は非常に掛かる。
- 各種工事作業を取りまとめる業者に任せる(ワンストップ方式)
- コストは割高。
- 労力と時間は軽減。
- オフィス移転業務をアウトソーシング(業務代行方式)
- コストは適正。
- 労力と時間は削減。
2.見えないコスト(労力と時間)をどのように評価するか!
発注前には、各業者との打合せや連絡、スケジュールの調整などがあります。
発注後にも手続きや届出、工程管理や現場の立会いや鍵の開閉など見えないコスト(労力と時間)が掛かります。
このコストをどのように評価するかによって、業者選定は変わってきます。
自社の状況に合わせた業者選定・発注が大切になります。
3.見積り金額と工事作業内容のバランスが大切!
各種工事作業を発注をする際には、見積り金額はもちろんですが、
工事作業の内容やどこまでサポートしてもらえるかなど、金額と工事作業の内容バランスが大切です。
見積り金額は安かったとしても、必要な工事作業が漏れていて、追加工事作業となれば
結局コストが高くなってしまいます。注意が必要です。
オフィス移転マニュアル
- 目次.事務所移転マニュアル
- 1.オフィス移転計画の立案
- 2.移転先オフィス物件の選定
- 3.移転先オフィス物件の賃貸借契約
- 4.オフィスプランニング
- 5.各種入居工事・作業業者の選定・発注
- 6.移転前の手続き・届出等
- 7.各種入居工事・作業の工程管理・現場管理
- 8.引越作業の事前準備と引越当日
- 9.廃棄処分、原状回復工事
- 10.移転完了後の各種届出等
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