オフィス空間色彩のコツ
オフィスの色彩で業績アップを狙え!
オフィス移転、レイアウト変更の時には、色の持つ効果を上手く取り入れてみませんか?
一日のうち長い時間を過ごすオフィス空間。ワークスペースも様々な仕事をしている方がいてそれぞれ職種も違います。内勤が多い方、外勤が多い方などオフィス内で過ごす時間もバラバラです。オフィスの使われ方や滞在時間なども考慮してそこで働く人が仕事を進めやすい「色彩」を考えることで作業効率アップとやる気アップを図ってみましょう!
オフィスの色彩をスペースごとに考える
オフィスのスペースは、ワークスペース、会議スペース、受付・応接スペース、リラクゼーションスペースに分けることができます。
ワークスペースに最適な色は?
ワークスペースは、大きく内勤が多い人のためのワークスペースと外勤が多い人のためのワークスペースに分類できます。
デスクワークが多い人に最適な色は?
デスクワークが多い人のためのワークスペースでは、長時間過ごす場所としての快適性や集中力を高める効果のある色彩を選ぶと良いでしょう。
集中力を高める色彩とは、「緑系」や「黄色系」、「ピンク系」や「暖色系」になります。
デスクで作業する時間が長い内勤者の場合、テリトリー意識が強くなる傾向があります。
そのため、椅子の背もたれなどは、各個人に好きな色を選ばせると自分の場所としての意識を高める効果が期待できます。
自分の場所で落ち着いて作業をすることで作業効率の向上を図ります。
外出が多い営業職などに最適な色は?
営業などで外出する機会が多い職種にとっては、オフィスのデスクは心落ち着く場所にしたい所です。
外出先から戻り、次の仕事への切り替えをすぐに行えるような配色が最適です。
「青系」の色を使えば、体温を下げ、頭の整理をつけてもらうことができます。
しかし、青系統の色ばかりでは意欲が減退してしまうので、
ポイントに「緑」や「赤」などを使い変化をつけ、元気を取り戻す工夫も必要です。
会議スペースに最適な色は?
会議スペースは、参加者の意識を高める必要があります。会議の目的に合わせて配色を考えてみましょう。
「赤」や「黄色」、「オレンジ」を基調とすると、独創的なアイディアが生まれやすいという効果があります。
ブレインストーミング、企画会議などに向いている配色です。明るい色で、どんどんアイディアを産み出しましょう。
「グレー」や「茶色」を基調とすると、意見がまとまりやすくなるという効果があります。
報告や意思決定が目的の会議や商談が多い応接室などに取り入れると効果的な配色です。
受付、応接スペースに最適な色は?
受付と応接スペースは、来訪者にとって連続的な空間です。
会社の第一印象を決める場所であり、まさに会社の顔と言えます。
「コーポレートカラー」を使った受付から、その色を少しずつ縮小しながら応接室に受け渡すと、来訪者に会社を強く印象させる効果があります。
また受付・応接室共に色彩ももちろん大切ですが、
より好印象を来訪者に与えるためには、照明を「太陽光に近い暖色系」のものを使うと効果的です。
暖色系の照明にはリラックス効果があります。お客様がお見えになったときに、「ほっ」とできる空間になります。
リラクゼーションスペースの色は?
リラクゼーションスペースでは、リラックス効果のある淡い「青」など「寒色系」もおすすめですが、より短時間で効率よく意欲を回復させるためには、「黄色」や「ピンク」など元気になる色、癒やしの効果を持つ「緑」を取り入れるのもおすすめです。
リラクゼーションスペースが、次の仕事へ向かう元気や活力を生み出す場所としてより効果的になります。
オフィスの色彩まとめ
最近では、オフィスチェアやパーティションなどのカラーバリエーションも増え、色彩の工夫もしやすくなっています。
オフィス移転やレイアウト変更の際には、色彩の持つ効果を意識したオフィス空間づくりにチャレンジしてみると業績アップ、仕事の効率化につながるかもしれません。是非参考にしてください。
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